■ Box2Dとは
2D物理エンジンであり、この度、ゲームプログラミングに適していないといわれるTitanium Studioの救世主として降臨した。
↑本家Box2Dはこんな感じ((o(´∀`)o))ワクワク
詳しくは公式の「ゲーミングがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!」的エントリーである下記を参照いただくと幸甚である。

■ モジュールのビルドとサンプルを動かすまで
基本的にはTitanium Studioへの導入は上記の公式エントリーに簡潔にまとまっている。
しかし公式エントリー通り試してもうまくいかない僕のような迷える子羊ちゃんのために友人である松岡くんが Titanium MobileでBox2dをつかう | 三粒備忘録 というエントリーを書いてくれているのでぜひ参考にされたい。そして無事、モジュールの導入が終わり、サンプルであるTiballでひと通りピンボールに興じ、いざコーディングという私たちの前に立ちはだかるのは以下の2点の壁である。
- Box2dのTitanium向けのリファレンスがない!
- There's no references about Box2D for Titanium studio!
そう、Titaniumには英文のリファレンスすらないのである。ということで、僕のようなTitaniumでまともにプログラミングをはじめたような人にできることはサンプルであるTiBallのコードを読み下していくことである。一週間でiPhoneアプリがつくれると名高いTitaniumだからこそ、この初心者的なエントリーの需要の余地も許されているのではないだろうか。
■ ファイルは3つ
さて、道草をはんでいる時間も惜しいのでさっそく。
Titanium向けBox2DのサンプルであるTiBallは以下の3つのファイルからなっている。
- app.js
- ui.js
- world.js
それぞれの内容は、
- app.jsはおまじない的+コンフィグ的役割
- ui.jsは名前の通りUIの作成
- そしてworld.jsはゲームの核となる動きの部分
それでは、Box2Dの扱い方を理解するべくそれぞれのソースコードを読み下していってみます。
- Box2D(Titanium)サンプルコードを読み下してみよう 第1編 app.js
- Box2D(Titanium)サンプルコードを読み下してみよう 第2編 ui.js
- Box2D(Titanium)サンプルコードを読み下してみよう 第3編 world.js