このプロパガンダは徴兵制のない当時のイギリスで300万人の志願兵を募ったということから、これを現代のモチベーションに応用すれば大変な効果が見込まれるのではないか。
■ プロパガンダのレトリック
- われわれは戦争をしたくはない
- しかし敵側が一方的に戦争を望んだ
- 敵の指導者は悪魔のような人間だ
- われわれは領土や覇権のためではなく、偉大な使命のために戦う
- われわれも誤って犠牲を出すことがある。だが敵はわざと残虐行為におよんでいる
- 敵は卑劣な兵器や戦略を用いている
- われわれの受けた被害は小さく、敵に与えた被害は甚大
- 芸術家や知識人も正義の戦いを支持している
- われわれの大義は神聖なものである
- この正義に疑問を投げかける者は裏切り者である
■ 就活のレトリック
- われわれは就活をしたくはない
- しかし企業側が一方的に新卒一括採用を望んだ
- お祈りメールは悪魔のような人間だ
- われわれは報酬や知名度のためではなく、偉大な使命のために企業を選ぶ
- われわれも誤って履歴書を書き損じることがある。だが企業側はわざと手書き履歴書を用意させる
- ライバルは嘘八百な自己PRを用いている
- わたしが落ちた企業数は少なく、もっとひどい人は甚大
- 評論家や知識人も新卒一括採用の合理性を指摘している
- 就活は人生を考える良い機会である
- この正義に疑問を投げかける者は脱落者である
@ymkjp