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2012-05-24

共感を呼ぶキャンペーン3つの法則 for ONE VOICE CAMPAIGN

まずお詫びを。このエントリーはOneVoiceキャンペーンについて学生100人でblogを書こうという企画によせたものです。ですが僕は運営の学生たちのFacebookグループの投稿をろくに読まず、このように遅まきながら書き上げた次第です。

突然ですが、学生Blog運営(OVC.bogage)の皆様へ。改めてお疲れ様です。インターネット選挙運動解禁という是が非でも達成したい政策と、このキャンペーンを学生ということくらいにしかアイデンティティがない私たちにも何かできることをしてインターネット選挙運動解禁ビッグウェーブにしてやろうという気概に敬意を評します。変な踊りでも2人目が加わればムーブメントとなるという話もありますが、おおかたの国会議員の先生方から見れば変なオモチャに違いないTwitterやFacebookを通じた動向にもフォロワーが加わり加わり国政を動かす世論となるでしょう。いや、そうしていきましょう。

併せて学生同士のフランクなツッコミによる高め合いを期待しまして、今回の企画について思うところを述べさせて頂きます。

まず、あなた方が寝る間も惜しんだことは知ったこっちゃない。好き好んでやっていることでしょう。運営の方の1人がFacebookグループで「お願い」したことを間違ったと反省しているとおっしゃっていたように、もっと「一緒にムーブメントをつくりあげていく」感じにできなかったかなぁ。同じブログやスケッチブックの写真をやるにしてもです。今回のOneVoiceキャンペーンに、そしてそれを後押しするという学生企画に「共感」した者にとって違和感のある運営だったことは申し上げておきます。ネット上で謎に拡大し賛同する学生たちの計り知れない一群として動きたかった。そちらのほうが後々まで、インターネット選挙運動解禁まで、もしかするとその先まで続くような息の長いムーブメントになりえたと思います。インターネットはそうした特徴と可能性をもっているはずです。

確かに、ネガティブな意見は言わないほうがいいのかもしれません。そしてそれが理想論めいていればより厄介だ。僕としてもこういう出る杭は打たれる的なエントリーを書いてしまい心苦しい。ですが、インターネット選挙運動解禁というテーゼとそれに賛同する学生たちという企画にあっては、僕個人の心象としては口をつぐむにはあまりに卑近だった 。このたった1エントリーのブログが運営の皆様を傷付けるかもしれないというリスクを犯すのも、同じような「残念」を生まないと願う心のあらわれです。この企画がOneVoiceキャンペーンの一環で、この企画自体に言及することで僕なりの応答となっていれば嬉しいです。


蛇足かもしれませんが「では代案を」という自分の中の声に従い具体案をあげておきます。むしろ代替案というより今回の企画の良かった点も含めた僕なりのまとめです。


■ 共感を呼ぶキャンペーン3つの法則

  1. 準備しない: 一緒にやる、一緒に考える、軸を元にRFCで意見を拾う、ベストを採択する
  2. お願いしない: 先にやる、自分がやったものでやる気にさせる、積極的な者に責任を任せる
  3. 隠さない: オープンな過程でやる(Facebookグループを公開で運営する)、本音を言う、内輪話をしない、ポジティブな気持ちを加速し拡散する


あと一つ約束を。このエントリーが外野からの野次にとどまらないようにするためにも、僕からも何か、自分なりの形で出る杭になります。

ではでは、あわよくば、運営の皆、そしてこの企画に賛同した皆に、僕をインターネット選挙運動解禁の理想の元の同志であって、その敵として規定すべきではないということが理解されていることを強く望みます。僕はインターネットのもたらす福祉を、インターネットのもたらす公共性を希求する者です。
それでは、このエントリーが OneVoice たらんことを。そして、政治たらんことを!

@ymkjp


[外野向け注釈] 「具体案」のすべてが今回の運営でできていなかったというわけではないです。むしろ当てはまることのほうが多いはずです。