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2013-12-12

日本で住宅を借りたい外国人の救世主となるサービスが誕生? 外国人専門の家賃保証会社

外国人が住居を借りることが困難な日本であるが、そんな外国人向けのサービスを展開する企業が東京都豊島区にあるようだ。
豊島区というからにはやはり潜在顧客としては中国人を見込んでいるのだろう。


外国人に部屋を貸す際、言葉が通じないことなどから、家賃滞納や生活上のトラブルに不安がよぎり、結果的に入居に至らないケースは少なくない。

そんな不安を払拭してくれるのが、グローバルトラストネットワークス(東京都豊島区)だ。同社は、外国人専門の家賃保証会社で、入居後のトラブルへの対応も行っている。

同社代表取締役の後藤裕幸氏は、オーナーや不動産管理会社に「外国人を受け入れるという気持ちだけ進めてほしい。家賃の保証と入居後のトラブルは当社が担当する」と語る。



さて引用した住宅新報の記事タイトルは「あのてこのての空室対策 外国人賃貸」である。

僕はこの大家さんの「あのてこのて」に期待したいと思っている。というのも、大家さんたちにとって「外国人に貸すめんどうくささ」の見積もりが「誰も入居してくれない機械損失」の見積もりを上回れば自然と外国人にとって住居を借りることが簡単になるからである。

放っておいても日本は「外国人が来てくれないと困る」状況に陥るのは人口減少傾向から目に見えているのだから、大家さんたちの「あのてこのて」は供給曲線の最前線であるに違いない。

僕はこの人間の欲深さというか合理性というか、そういうものに希望を託したい。自然と周りに外国人が増えてくれば、(問題が起こるフェーズを何度も経て、ということにはなるだろうが)日本の弱点である外国人アレルギーのようなものはいつのまにかなくなっていくだろう。

もし外国人アレルギーがなくならないのであれば、それは代わりに日本がなくなるだけのはなしだ。別にそれも悪くはない1つの選択だと、僕は思う。





外国人専門の家賃保証を提供するグローバルトラストネットワークス社のページ。英語表示にしてもファーストビューの Flash やバナー、タイトルタグの中身は変わらないという若干残念なサイトである。