Rails 開発をはじめるにあったっていちばん大変なのは環境構築です。
最近発売された『パーフェクト Ruby on Rails』は良書ですが、本書で紹介されているよりももっと簡単に環境構築はできます。
環境構築の大変さでつまずいてしまうともったいないので、簡単に最速で開発環境を構築できる方法を紹介します。
本記事の対象
Mac OSX ユーザー
※Windows ユーザーの方: 『パーフェクト Ruby on Rails』の巻末の付録は Windows 向けに Ubuntu 環境構築の方法が丁寧に紹介されています。
最速で環境構築
1. ターミナルを立ち上げ homebrew で git を入れる。
$ ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.github.com/Homebrew/homebrew/go/install)" $ brew install git
2. virtualbox と vagrant をインストールする。
※難易度: Chrome をインストールするのと同等
3. Rails 本家で用意されている開発環境 rails-dev-box をもらってくる。
$ git clone git@github.com:rails/rails-dev-box.git $ cd rails-dev-box $ vagrant up
4. vagrant 環境に『パーフェクトRails』で指定されているバージョンの Rails を入れる。
$ vagrant ssh $ gem install rails -v 4.1.1 --no-rdoc --no-ri
5. Rails アプリをつくってアクセスしてみる。
$ cd /vagrant $ rails new myapp $ rails s
ブラウザーで http://localhost:3000 にアクセスするとアプリケーションが見えます。
Next Step
↓のチュートリアルをやってみましょう。
Ruby on Rails チュートリアル: 実例を使って Rails を学ぼう
『パーフェクト Ruby on Rails』の3章目以降はこのチュートリアルをやったあとに読んだほうが効率がいいと思います。