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2014-08-09

紫太陽 (Echinocereus rigidissimus) の育て方

Echinocereus rigidissimus

Echinocereus rigidissimus


エキノケレウス ルビスピヌス "紫太陽" (Echinocereus rigidissimus)


奈良多肉植物研究会が出品しているヤフオクで落札したものが届いたので育て方を調べました。

ちなみに3号鉢サイズで1100円でした。

個人的には縦に伸ばしたくないので、あまり肥料や水は与えずにおこうと思っていましたが、小型の種であるためそれほど大きくはならないそうです。

きれいに紫色を出すために日にはよく当てます。


メキシコ - チワワ州の大部分を占める乾燥地帯、チワワ砂漠(Desierto de Chihuahua)が原産です。
チワワ砂漠の中でも、石灰岩の乏しい酸性土壌の砂礫地帯に自生しています。
'Echinocereus rigidissimus'(太陽)の変種とされている小型のサボテンで、成長しても高さ30cmほどの大きさにしかなりません。
やや頭頂部が太くなった円筒形をしており、ある程度の大きさに成長すると株元から仔株を吹いてきます。

【置き場所】
年間を通して日光のよくあたる場所で管理します。
エキノセレウス・ルブリスピヌスは遮蔽物のない砂漠地帯に自生しているため、日光には十分当てましょう。
日光が不足した場合、細長く徒長したり、エキノセレウス・ルブリスピヌスの特徴である赤紫のトゲの色が薄くなります。

ただし真夏の西日や長期間の断水期間中は日光が強すぎると株にダメージを与えることがあるため、寒冷紗などで適度に遮光して管理しましょう。

【水やり】
春から秋にかけての気温の高い季節に成長します。

成長期は用土が乾いて数日たってから水やりします。
成長期も用土が長時間湿った状態にするよりも、潅水と乾燥のメリハリをつけて水やりするようにします。

あまり頻繁に水やりすると徒長したり根腐れを起こすので、気をつけましょう。

また、寒さが厳しくなる秋から冬にかけては断水気味に管理します。
休眠中の冬に水やりする際は天気の良い暖かい午前中にごく少量だけ水やりしましょう。

【肥料】
成長期に数度、ごく薄めた液肥を与えます。
用土によく醗酵した有機質肥料や、マグァンプKなどの緩効性肥料をごく少量混ぜ込んでおいても良いと思います。

【適温】
エキノセレウス・ルブリスピヌスは断水管理した場合はかなりの寒さに耐えることができますが、厳冬期は暖かい場所で管理した方が安全に冬越しできます。
蒸し暑さに弱いので、夏は涼し過ごせるようにしましょう。