マリアージュ研究家の山本です。
赤ワインにスモークチーズ、牡蠣にボウモア、シーチキンにマヨネーズ。世界には「マリアージュ」と呼ばれる「食べ合わせすることによって単品で食べるよりもおいしくなる食品や調味料」は数多くあります。しかし、まだ発見されるに至っていないマリアージュが、ここ食の大国日本にも眠っているのではないだろうか。そんな動機を胸に、日々研鑽に励んでおります。

本日は「ヨーグルト×ブレンディスティック」。レポートの後には米国の発明王の格言も引用しておきました。それではご笑覧下さい。
仮説
ヨーグルトの酸味とまろやかな舌触り、ブレンディのほろ苦さと乳製品らしい濃厚さとほどよい甘さ。この2つがあわさることによりマリアージュが生まれる。
材料
- ①生乳100%プレーンヨーグルト x1
- ②ブレンディ スティック カフェオレ x2
工程
- ①プレーンヨーグルト に ②ブレンディスティック を注ぎ、よく混ぜる。ポイントは ②ブレンディスティック の粒子が完全に溶けきるまで撹拌すること(図表2参照)
- 味が薄いと感じた場合、 ②ブレンディスティック をもう一本混ぜる。撹拌の方法は工程1に同じ。

結果
ヨーグルトの風味が予想以上に強いことにより酸味と苦味が勝り、甘みが際立たず、まずいと感じる。マリアージュには至らなかった。

反省
甘みが足りなかったため、手元にあったあずき抹茶プリンを追加する。あずきの甘さとブレンディスティックのほろ苦さがアクセントとなり好感。完食できるレベルにまで調整ができた。特筆すべき点は、この抹茶プリンが抹茶好きの筆者にすら単体ではおいしいと感じることができない商品であったということである。

あとがき
ブレンディスティックはAmazonで購入する場合、30本入りのほうが100本入りよりも一本あたりが割安であることがあるため注意を要する。
I have not failed. I've just found 10,000 ways that won't work.
私は失敗したことがない。たんに、うまくいかない1万の方法を見つけただけだ。
Tomas A. Edison
A mystique of mariage is based on millions of sacrifices.
結婚が帯びる神秘性は、おびただしい生贄に基づいたものである。