「ホルモンってよく聞くけどよく分からん」と思って『マンガでわかる神経伝達物質の働き』を購入。
マンガでわかる神経伝達物質の働き ヒトの行動、感情、記憶、病気など、そのカギは脳内の物質にあった!! (サイエンス・アイ新書)
参考になった箇所
学習した点をかいつまんで走り書き。
- ホルモン ≒ 神経伝達物質(要するに化学物質) from 視床下部 to 各器官へ
- 視床下部 > 下垂体(前葉・後葉)
- とあるSF小説を読んでいて普段僕たちが勝手に神格化しがちな心や感情ってしょせん脳が分泌している化学物質の仕業でしかないんだよな、と思い、しかし同時に、であるからにはその脳内の化学物質たちをよく知り、よき「隣人」として生きていけば、それはそれで捗るだろうなというふうにも考えた
- 例えば、睡眠もホルモンを意識してコントロールできる。お風呂でゆっくりするなどしてメラトニンで脳の興奮を鎮める --> 良質な睡眠(メラトニンには抗酸化作用、抗癌作用がある。成長ホルモンは免疫力に)。そして朝日を浴びるとメラトニンの分泌は停止、セロトニンやノルアドレナリンが分泌され脳を覚醒。これでしっかりした目覚め(セロトニンは精神を安定させる)
- 【JUST FOR FUN】「日本人は音や鳥・虫の鳴き声を左脳で情緒的に聞いているのに対し、西欧人は音や鳥・虫の鳴き声を右脳で雑音として聞いている」(右脳と左脳の役割分担もよく分かっていないらしいのでディティールを詰めると眉唾な部分だし、日本人西欧人という大雑把な文化的分類でもあるのだが、発想としてはおもしろい。人間にとって「論理的に理解できるものは美麗に、理解できないものは醜悪に」聞こえている、ということ)
- 伊藤計劃『ハーモニー』作中で触れられていた「血液脳関門」の解説があって「うおっ」と思った
上記に示した以外にも、細かな解説が充実していたため、気になった時にはまた参考にできるなと思った。