インターネットユーザの大多数は「テレビの視聴中つまんない瞬間にネットで暇つぶししている」のが実態だと思う。つまり暇つぶしにテレビを視ている時間のさらなる暇つぶしとしてネットは利用されている。
「暇つぶし」にかけて、最近読んだ本のおもしろい一節を引用したい。
私は文化人類学というのを取った。人類学について何か学ばなきゃいけないと思ったからだ。そしてこれは面白い概説をやる授業に見えた。
面白かったかって? とんでもない! ブラジルの熱帯雨林に住むインディオとか、トロブリアンド諸島の住人に関する信じがたいほど単調な本を読まなきゃならなかった。私にはどういう意味でもあまり興味が持てなかった。ある時など、授業があんまり退屈だったので、せめてもう少し興味深いことをやりたいと思った。草が伸びるのを眺めるとか。
『More Joel on Software』
(コンピュータサイエンスの学生へのアドバイス)