東京都が太陽光発電のための「屋根貸し」推進に力を入れているようです。
都では、この「屋根貸し」を推進するため、屋根の借り手と貸し手を結び付ける取組(マッチング事業)を行っています(平成25年9月25日発表)。この度、「屋根貸し」への理解を深める「屋根貸しセミナー」を開催しますのでお知らせします。当日は、「屋根貸し」契約書モデルやガイドラインを配布し、解説を行います。
電気は現代社会においては「誰もが欲しがる」ものです。
この「誰もが欲しがる」性質を経済学では「流通性が高い」というようですが (電気に流通性で勝てるのは「流通性」そのもののを人間が取り扱えるようにするために発明された「貨幣」くらいでしょう)、電気のこの高い流通性から、都や国などの公共セクターがその事業に手をだしても納税者の間で不公平が生まれにくくなります。
ですので、都や国のイチ納税者である僕としても、電気のためであれば、公共セクターが「屋根貸し」を推進してくれるのは歓迎です。
屋根という従来のデッドスペースを活かして「金のガチョウ」にするというのも、太陽光発電のポイントが高いところでしょう。首都高の空中権売却に似た、ビジネスセンスを感じさせてくれます。
都の屋根貸し推進、引き続きウオッチしていきたいと思っています。