【拙訳ここから】
本日の疑問解消コーナー。
もしすごいスピードで成長するスタートアップにいるならきちんと事前計画を立てておけば大金をえられるよ。
1億円ゲットする機会を逃しちゃうなんてことはざらにあるので事前に知見はたくわえておこう。
ぶっちゃけ被雇用者と雇用者のあいだには情報の不均衡はあるので不利にならないように注意しとこうね。
Shares 101 (株の入門講座)
会社がはじめに発行する株はプールされるんだけど、そこから被雇用者が株をもらう権利をゲットできる。
Stock Options (ストックオプション)
ちなみにもらうのは株そのものってわけじゃなくて、この株価で買えますよっていう「オプション」をもらえる。つまり会社は「今の会社の価値で買う権利をあげる。会社の価値が将来的にあがったらその差額分もうけられるよね。だからがんばろうぜ!」って言ってるってこと。
Vesting schedules (利益確定スケジュール)
典型的なケースの話だけど、このストックオプションは4年に1回ずつもらえる。でも一年未満に会社をやめたりクビになったりしたらもらう権利はない。
これは従業員に一年間は働こうぜっていうのを奨励している側面と、会社にあわない従業員を雇ってしまって会社のダメージあたえることから創業者が株主を保護する手段を提供しているという側面がある。
で、典型的には、もらえる株は 1/48 に分割されて、1年目の区切りで実際に 12/48 もらえて、そのあとは1か月ごとに 1/48 づつもらえるようになってる。
Exercising (行使)
基本的にすごいスピードで成長しているなら早くオプションを行使して株を取得したほうがよい。
会社が若いうちに雇用された人にありがちなのは、会社は急成長して株価もあがっているがまだ株式公開などをしていないので、売り払えない状況に陥ることだ。黄金の手錠をされた、紙に書かれただけの億万長者と言っていいだろう。
Questions you should ask going in (会社に尋ねるべき質問)
- 私の行使できるストックオプションはどれくらいありますか
- 発行済み株式はどれくらいありますか
- 1株あたりの価格はいくらですか? (私は総額いくらでオプションを行使して株を買えますか)
- 優先株式の価格はどうですか? (投資家は取得にいくら払いましたか)
- 私の利益確定スケジュールを教えて下さい
【拙訳ここまで】
米国と日本で法律や慣習など異なる点も多そうなので、共通しそうな点のエッセンスだけ抜き出して訳したつもり。だったのだが、元より翻訳に関する素人だし、金融の事前知識もないので誤訳していないという保証はできない。
そして出典元記事にもある通り、詳しい行動の際には専門家の意見をあおぐようにしよう。