この度、自身のプログラマとしての能力を向上させたく、下記の通り修行の TODO リストを作成しましたので回覧いたします。

プログラマ修行 TODO リスト (優先度順)
- アルゴリズムとデータ構造の本 のコード例を
Ruby 2.0Haskell で書き直す - デザパタ本 のコード例を Ruby 2.0 で書き直す
- 『OS自作入門』でOS自作を完遂する
それぞれのタスクのねらいは後述しますが、ざっくりした現状の課題としては、日常の業務でプロダクトの開発・運用を行っている際に自分の能力不足を痛感することも多いため、もっと地力をつけたいなぁというものです。
コンピュータサイエンスとは言わないまでも、より汎用的な能力を身につけて、周りの人をより幸せにできるプログラムを書けるようになることを目指します。
各タスクの紹介と成果物の管理方法・期日
各タスクはそれぞれ1冊づつ本をベースにして進める計画を立てています。
プログラミングの宝箱 アルゴリズムとデータ構造 第2版
まず1つめは書名にある通り「アルゴリズムとデータ構造」を習得することを目的としています。
Amazonの書影からはうかがい知れませんが、本の帯に書かれていることがとても僕に訴求してきたので引用してみます。
全プログラマー必読!!
どんなに時代やテクノロジーが進化してもそれを理解し、活用するための武器を手に入れよう
「これぞ!」といった感があります。これぞ、僕が求めていたものだ、と。
今は途中まで読んでいますが内容もよく、第2版まで出ているのも納得させられます。
今回はこの本についている C/C++ や Java のコード例を
期日は
ymkjp/Algorithms-and-Data-Structures

↑こちらの写真から目にする者に若干の狂気を感じ取らせる表紙カバーの挿絵と、本の帯の名文句をご堪能ください。
Rubyによるデザインパターン
つづいて2つめは先月くらいからちょこちょこ進めています。
デザインパターンを習得することを目的としていて、こちらも Ruby 2.0 化したコードを github に置いていきます。
期日は
ymkjp/Ruby_Design_Patterns
30日でできる! OS自作入門
最後に3つめは『OS自作入門』を参考にOS自作の完遂を目指します。
こちらの書籍は前提としての知識はそれほど求められていないようですが、そもそも僕のOS開発に対する理解が
現状ではとぼしすぎてはっきりとしたゴールは示せません。
書籍自体は Wndows 向けに書かれていてDOS機での開発経験のない僕は軽く絶望しましたが、有志による Debian GNU/Linux 版や OSX 版の開発ツールが サポートページ で紹介されていたので、そちらを参考にしつつ進めていきます。
期日は

↑正直に言ってこちらの写真の通り書籍も分厚く、このタスクの難易度は高そうですが、現状との落差が大きいだけに完遂できたときに得るものも大きいのではないかという予感はしています。
以上、修行 TODO リストでした。
特に最後のOS自作は心が折れる可能性が高いので、この blog を読んでくださったみなさまの温かい「進捗どうですか?」をお待ちしております。