ハルオチアの育て方
ハルオチア属 (春秋型種)
園芸的には、葉が柔らかくて光が弱めの環境を好む軟葉系と、葉が比較的固く若干強めの光を好む硬葉系に分けます。どちらも湿度の高い栽培環境を好み、観葉植物などを育てる感覚で育てるとよく育ちます。一般に軟葉のほうが生育旺盛です。
ハルオチアは根が定期的に更新されているせいなのか、ほかの多肉植物に比べると植え替えを好みます。生育が止まってしまったら、新しい用土で植え替えましょう。
『多肉植物 (NHK趣味の園芸 よくわかる栽培12か月)』(p.126)


シンビフォルミス (Haworthia cymbiformis)
人気種ですね。
葉の先の透明な窓がウリです。


青雲の舞 (Haworthia vittata)
青雲の舞はググって他の写真を見ても茶色っぽくなってる株が多いですね。
透明感を維持するのは難しそう。


ピリフェラ (Haworthia cooperi var pilifera)
丸っこさと透明感があざといかわいさ。
衝撃的な姿の野生種


透明感のある窓が共通の特徴なハオルチア属ですが、衝撃を受けたのは品種改良される前の野生種の状態です。
窓って、土の中まで光を通すためのものだったんですね。
厳しい環境下での進化だったのだと、ハオルチア属を見直しました。
参考: South Africa – September 30, 2002 | Asphodelaceae Anonymous
ハルオチア属の解説は「日本ハルオシア協会 (Haworthia Society of Japan) 」が詳しいです。